
FOMCでは、・コアを含めインフレ率は低下し2%を下回っている、とインフレ見通しが引き下げられたうえ、・バランスシートの正常化プログラムを比較的早く開始すると委員会は予想、となると表現が少しあいまいということもあってか、ドルは売られる。
ドラギECB総裁の会見での、インフレ見通しに楽観的なようだったせいか、ユーロは買われる場面があった。
アメリカの6月雇用統計は、NFPは、予想17.3万人のところ、22.2万人となる。失業率は、予想4.3%のところ4.4%だった。前月分は13.8→15.2万人へ修正、前々月分は、17.4→20.7万人へ修正される。平均時給は、予想より低かった。ドルは、上下していた。
FOMC議事録では、・バランスシート縮小の開始時期で意見が分かれる、とあってか、円が買われる場面もあったが、・軟調な物価は特殊要因が原因と大半の当局者が判断、ともあってか、戻していたもよう。
ISM製造業景況指数は、57.8と予想の55.2を上回り、2014年8月以来の水準となる。ISM非製造業指数は、57.4と予想の56.5を上回る。
日銀が、指し値オペを実施、円が売られる場面があった。少し注目されていた。応札額はゼロだったもよう。
RBA声明は、・政策スタンスを変更しないことが経済の持続可能な成長と時間をかけてインフレ目標を達成することに一致すると判断、・賃金の伸びは依然として低迷しておりこれはしばらくの間続くものと思われる、などとなる。豪ドルは、売られる場面があった。
日銀短観は、大大企業製造業業況判断DIは、予想15を上回る17、2014年3月以来の水準となる。
ユーロドルは、2015年からのレンジを上回り、2015年1月以来の1.18前半まで上昇、1.18のせとなる。ポンドドルは、昨年9月以来の1.32前半まで上昇、1.32のせとなる。豪ドルドルは、2015年5月以来の0.80後半まで上昇する。ニュージーランドドル・ドルは、2015年5月以来の0.75後半まで上昇する。ドル・カナダドルは、2015年6月以来の1.24前半まで下落、1.25われとなる。
ユーロ円は、昨年2月以来の130円後半まで上昇する。カナダドル円は、2015年12月以来の89円後半まで上昇する。豪ドル円は、2015年12月以来の89円前半まで上昇する。ニュージーランドドル円は83円後半まで上昇、2015年6月以来の水準まで上げる。スイスフラン円は、昨年2月以来の118円前半まで上昇するが、下落する。ドル円は、114円前半まで上昇するが、110円前半まで下落する。
ユーロスイスフランは、2015年1月の急落時以来の1.14後半まで上昇、1.14のせとなる。
NYダウは、引き続き最高値を更新、21,929ドルまで上昇する。ナスダックも少し急落する場面もあったが、最高値を更新し、6,460まで上昇する。
WTI原油は、50ドル台まで戻ってくる。
独10年債利回りは、1月以来の0.581%まで上昇する。米10年債利回りは、5月以来の2.395%まで上昇する。
金は、3月以来の1206.6ドルまで下落するが、上昇する。
VIX指数は、1993年12月の8.89を下回り、8.84まで低下する。
北朝鮮が、ICBMを発射する。